こんにちわ、しゃもです。
45歳で乳がん宣告を受け、聖マリアンナ医科大学付属病院で入院・手術を行いまして、入院に必要なものをメモがてら3記事(合計12,000文字強の大ボリューム!)にまとめました。
<乳がん/聖マリアンナで乳房全摘&再建予定あり、入院期間2週間程度>のケースの時、ピンポイントで参考にしていただけるのではないかな… と思います。
このページでは、「入院時/手術に必要/衣類、院内履き」についてまとめています。「日用品」は(2)、「身だしなみ関連/ガジェット類」は(3)をご覧ください。これから入院される方にとって、少しでも参考になりますように。
▽INDEX
40代女性の入院時持ち物・必要なものリスト(1)
これから入院する方の参考になればいいなと思っていますが、あくまでしゃもの主観になりますのでご了承くださいませ。。なお、すべて「◎…必須/〇…あるとよい/△…なくてもよい/×…いらなかった」の主観に基づき評価しています。
グッズは、事前に情報収集をしたり、病院から配布されるパンフレットを読んで揃えました。基本的には、「自宅にあるもの」「もともと使用しており、退院時に処分してもよいもの」を基準にそろえ、足りなかったものを買い足しています。
また、入院棟や病室へ家族が付き添えないことがあるので、荷物はスーツケースなどに入れて運ぶことをおススメ。お持ちでない場合、レンタルするのもいいかもです。アールワイレンタルは即日発送可能なので便利。
主な購入場所は楽天、ユニクロ、DAISO、ドラッグストア、電気店などでした。
入退院フロントで必要なもの
入院証書・診察券・保険証・預り金
あらかじめ病院から渡されている「入院証書」は、事前に記入しておきます。入院時には、「診察券」「保険証」と合わせて封筒に入れておき、フロントに提出すると安心かもしれません。
「預り金」は病院や病室により金額が異なるはずなので、事前に伝えられた額を現金で満額持参しましょう。
レンタル品の申込書
病院によっては、パジャマやタオルを有料でレンタルできます。しゃもは聖マリアンナ医科大学病院でしたが、Aセット/1日600円(パジャマ、バスタオル、フェイスタオルが借り放題+日用品セット)をお借りしました。
レンタルする場合は、申込書を記入し、入院日に「入院セットレンタル受付窓口・介護ショップ」に提出します。いざ入院すると、レンタルを活用している患者さんが半数以上の印象でした…!
ちなみに入院グッズなどの買い足しは「入院セットレンタル受付窓口・介護ショップ」のほか入院棟1Fの売店「GreenLeaves mall」が便利です🌼
限度額適応認定証
窓口での支払いが自己負担限度額までになる認定証で、事前に、全国健康保険協会(協会けんぽ)などに申請する必要があります。発行までに1週間後くらいかかり、認定証は郵送で自宅に届きます。
入院の日にも忘れずに持ってきてくださいね。
医療費が高額になりそうなとき(限度額適用認定)
医療費が高額になりそうなときは限度額適用認定証をご利用ください。
医療機関等の窓口でのお支払いが高額な負担となった場合は、
あとから申請いただくことにより自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」があります。
しかし、あとから払い戻されるとはいえ、一時的な支払いは大きな負担になります。
「限度額適用認定証」を保険証と併せて医療機関等の窓口(※1)に提示すると、
1ヵ月 (1日から月末まで)の窓口でのお支払いが自己負担限度額まで(※2)となります。
手術に必要なもの
さらし
乳がん手術をするときには必須で、術後に傷口を抑えるのに使用します。自分の胸囲に合わせて3枚に重ね、中央を縫ったノート状のもの×2セットが必要でした。さらしは院内の介護ショップで購入(10m/1,320円)し、自宅で手縫いで作成しておきました。
楽天などでも購入可能で、院内の介護ショップよりちょっと割安なようです。
ブレストバンド または 胸部固定帯
ブレストバンドは、乳房再建の場合は必須で、術後、ティッシュエキスパンダーのずり上がりを防ぐために使用します。胸部固定帯も手術内容により指定があるそうです。
院内の介護ショップでは、ブレストバンドは2,650円~(90cm)、胸部固定帯が2,300円(S,M,Lサイズ)で販売されています。
胸部固定帯は楽天などでも購入可能で、院内の介護ショップよりちょっと割安ですね。
写真左が胸部固定帯、右がさらしです。
ビニール袋
手術室に入室する際に持っていくもので、脱いだ下着と入れる用1枚、室内履きを入れる用1枚、合計2枚が必要です。ビニール袋には、油性ペンなどで目立つよう名前を書いておきます。
衣類、院内履きなど
前開きブラジャー
しゃもは入院タイミングで3枚準備しました。
ベーシックなスナップボタンタイプ。術後、さらしが外れたあとにこちらをつけました。
その他、退院後に着けることになるものとしてはジッパータイプを2着。こちらはレース部分が素敵でひとめぼれでした✨
術前オリエンでは「フルカップで・生地が伸びにくくて・前開きのものを買うように」と指導されていたのですが、ネットで買うしかなかったので…、それはそれは悩みました。
再建手術まで6か月以上はあるし、いろいろな前開きブラを試して使っていきたいと思います。また詳しくレビューさせてください✨
前開きパジャマ
パジャマはレンタルしていましたが、念のため、前開きのものを2着購入し、持参していました。気分を変えたいときなどに、お気に入りの新しいパジャマがあると心に余裕が出るなぁ… と思って。
病院内は一定の温度が保たれていますが、病室によっては窓側のベッドの場合、寒暖を感じやすいかもしれません。睡眠中も寒さを感じることがあるので、半袖より長袖がオススメです。
羽織もの
カーディガンやパーカーなどが1枚あると安心ですが、季節によってはなくてもよいかもしれません。しゃもは盛夏の入院でしたが、羽織が欲しいと感じた瞬間はありませんでした。
ただ無印良品のこちらのロングカーデが、冬以外の入院ライフにすごく役立ちそう…!
生地の厚みやしわのできにくさ、ポケットがあること、デザイン、着心地、価格などの各ポイントをおさえていて、直前まで店頭で悩みました。
- 価格: 1990 円
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下着
ショーツは5枚ほどを持参しました。シームレスショーツが、かさばらないし乾きやすいし記事が滑らかで最高! です。術後、着用のストレスにならないものがいいですよね。
くつした
DAISOでかわいいものを選んで5セットを持参しました。が、季節的にいらなかったかも。院内を散歩するときに、履いていたくらいです。
院内履き
かかとのある滑りにくい靴が指定だったので、悩みに悩んで厳選。スポーツメーカーのスリッポンタイプにしました。
着脱や足入れがしやすいよう、履き口が広めのものを選んで正解でした。術後は傷口が痛いので、しゃがまずに履けるのが楽ですよ!
こちらのフライニット素材シューズは、看護師さんに近頃人気?らしい。実際にはいている人は見かけなかったけど。けど、シルエットが可愛くていいなと!通気性が良くて丸洗いできるのもよさそう。
バスタオル・フェイスタオル
しゃもはレンタルしていたので、使い放題でした。借りられるのは白の無地で、ごくごく普通の厚さのタイプです。
それ以外にも、枕に敷いておく目的でフェイスタオルを1枚、多目的用にハンドタオルを数枚持参していました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
40代女性の持ち物・必要なものリスト(2)「日用品」に続きます。(3)では、「身だしなみ関連/ガジェット類」などの準備品について紹介しています。
▼乳がん用の前開きブラ、入院グッズなど、使ってよかったアイテムを楽天ROOMにもまとめています。
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