45歳、乳がんだけどフリーダムに楽しく生きる

乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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【入院2日目】乳がん手術当日!準備&術後に辛すぎたこと3つ@聖マリアンナ医科大学病院

こんにちわ、しゃもです。

乳がんの手術のため聖マリアンナ医科大学病院に入院したときの記録を綴っています。宜しければお付き合いください。

 

▽INDEX

乳がん手術&入院レポート 1日目はこちら

shamosyamo.hatenablog.com

☟入院中のタイムスケジュール

shamosyamo.hatenablog.com

手術日、直前に準備すること

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今日1日は絶食で、飲み物は昨夜渡された経口補水液1本のみ。入院計画書を見ながらこれからの流れをイメージします。

 

そして術後はろくに動けないはずなので、下着、タオル、ストロー付マグカップ、麦茶のペットボトル、スマホ、充電器など、部屋に戻ってきてからすぐ使いそうなものをオーバーテーブルの上に出しておきました。

必需品の準備

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午後すぐから手術室に入ることになったので、手術室に持っていくものや、さらしやブレストバンドなど手術後に使うものを準備しました。

 

1.室内履きをいれるビニール袋

手術室に持っていくものです。術後、看護師に、自分の院内履きをいれてもらうときに使います。ビニール袋には油性ペンで名前を書いておくと安心です。

 

2.眼鏡ケース

手術室までメガネをかけて行く人は、眼鏡ケースも手術室に持っていく必要があります。

 

3.弾性ストッキング

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弾性ストッキングは入院時に病院から支給されていたので、手術前に履いておきます。

 

ちなみに乳がん手術後に再建手術を予定している方は、再建手術時も弾性ストッキングを使用するので、捨てずにとっておくと安心です(捨てちゃっても再建手術時に再度もらえます)。

4.さらし

さらしは手術室にはもっていきませんが、ベッドの上のオーバーテーブルに出しておきましょう。

 

前もって自分の胸囲に合わせて3枚分切り、中央を縫い合わせておく必要があります。聖マリアンナでは、2セット作ってくるのが必須です。

 

10m分のものを1つ購入すれば2セット分は作れます!

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乳がん手術後に再建手術を予定している方は、再建手術時もさらしを使用するので、洗って再利用できます。しゃもは捨てちゃったので再度買い足しました。

 

5.前開きブラ

手術室にはもっていかず、術後数日たってから使用します。さらしが外れた後にすぐ着用するので、目に付くところに置いておくとよいと思います。

 

術創が痛む段階から身に着けるので「生地が柔らかいもの」「ボタンや縫い目が肌にあたらないもの」などがオススメです。

 

しゃもの楽天ROOMでは、おそらく楽天ROOMの中で一番前開きブラをまとめていますので、よろしければ見てみてくださいね。

room.rakuten.co.jp

 

ちなみに…しゃもの愛用&おすすめはコチラ☟ 前開きブラコレクションの最下部にあるので、よろしければ見てみてくださいね。

6.ブレストバンド

ブレストバンドは再建をする方のマストアイテムです。こちらも手術室にはもっていかず、術後数日たってから使用しますが、目に付くところに置いておくと安心です。

 

しゃもは聖マリアンナの介護ショップで購入しましたが、Amazonでも売っています。楽天のショップでは取り扱いがなさそうでした…!

手術室に入室

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時間になったら看護師に呼ばれ、一緒に手術室まで歩いて移動します。医療ミス防止のためか、手術をするほうの乳房を度々確認されました。

手術台に乗った後〜麻酔をかける直前まで

手術台に横たわり、髪の毛をまとめるヘアキャップをかぶります。手の甲に点滴の針が刺され、麻酔が始まると数秒で意識がなくなりました。

 

ちなみに麻酔が血管に入るときは沁みて痛いことがあるそうです。確かに痛かった…。「いたい〜…」なんて呟いてる間に気絶していたようです。

手術終了~病室に戻ってから

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目が覚めたら手術は終わっていて、病室に戻ってきていました。8時間くらいは意識を失っていたと思います。

 

麻酔が抜けるまではとにかく気持ちが悪く、吐き気やめまいがたびたび発生。意識も数10~30分くらいごとにぼんやり覚醒したり、また眠りについたりを繰り返すのですっきりしません。

 

身体も傷跡を中心に痛みや強張り、引き攣れがあります。普通に痛い! のどもかすれていて、痰がちょこちょこ絡み咳も出ます。

術後、一番つらかったこと3つ

術後はベッド上安静で、起き上がることなく翌朝までを過ごします。その中で想像以上につらかったことが3つありました。

 

正直なところ、早く翌朝になってくれ、と本気で念じながらなんとか12時間を耐えました。ここ10年くらいで最も苦しかった一晩でした…。第一子を生んだ時よりつらかった…。

1、背中と腰が壊れそうなほど痛い

まずは体勢! ずっと仰向けでいなければいけないので、腰や背中にかなり負担がかかり、腰と背中がとにかく痛かったことでした。位置をずらしても痛い。ちょっと揺らしてみても足を立てても何をしても痛い!

 

もともと姿勢がよい方は問題ないかもしれませんが、足腰の弱いしゃもは、姿勢を変えられないのがひたすら辛かった…!

 

うとうとしては腰の痛みで目が覚めるのを、30分〜1時間ほどごとに繰り返し、夜はろくに眠れませんでした…。

2、傷が痛い&管が多い

期って縫っているわけなので、当然、傷跡は痛いです。けれど術前て、なぜかここにあまり意識がいっていないというか…。しゃもだけですかね…。

 

乳房全摘かつリンパも切除したため、ドレーンが3本と点滴が1本入っていたので、管が多くて気が気じゃありませんでした。うっかり踏んだら外れそう…(外れない)

3、トイレに行けない

もちろんトイレにもいけません。尿管が通っているのですが、これも仕方ないこととはいえ、なんか… なんかソワソワしちゃう…。はやく外したいのにまだ外せない…。

 

翌朝、尿管が外れると起き上がるようになり、自立歩行もできるようになります。一晩、ほんとうに長かった…!

 

入院2日目は、術後の腰の痛みに悶絶、がハイライトでした。それでは【入院3日目】に続きます。

その他の入院シリーズも、お暇なときにでもぜひどうぞ💛

 

乳がん用の前開きブラ、入院グッズなど、使ってよかったアイテムを楽天ROOMにもまとめています。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。

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