こんにちわ、しゃもと言います。
このブログでは、45歳で乳がんを宣告されて以降の手術・入院・治療の日々をまとめています。
お題「思い切ってやめてみた事」に参加させていただいています✍
▽INDEX
- #思い切ってやめてみた事
- (1)全身麻酔をするときは禁煙が必須なので
- (2)年間20万円のたばこ代を、医療費に充てたいので
- (3)「ちょっと一服」のロス時間をなくし、生産性のタイパを高めたいので
- タバコにはタバコの良さもあると思う!けれど
#思い切ってやめてみた事
それは「喫煙」です。電子タバコです。
受動喫煙フリーや喫煙の健康被害などのトピックが頻繁に上げられるこの時代、しゃもは1日20本は消費するスモーカーで、電子タバコ歴9年でした。20歳から吸い始め、子どもを産む前後数年間は禁煙していましたが、また喫煙者に戻っていました。
しゃもは趣味が多いほうではなく、飲酒もあまりしないタイプです。また、基本的にリモートワークなので、電子タバコによるひとときがすごく息抜きになっていました。
乳がんの手術前後でどさくさに紛れて辞めたので、固い決意などをもとにした禁煙ではありません。正直なところ、今でも吸いたさはあるくらいで泣く泣く禁煙中のみですが、辞めた理由を挙げてみました。
(1)全身麻酔をするときは禁煙が必須なので
しゃもは乳がん告知を受けた後に、乳がんの手術をしました。手術は全身麻酔なので、事前に麻酔科の医師との問診などもあるのですが、その時に「喫煙が全身麻酔のリスクを上げること」について懇々と説明を受けました。
喫煙が全身麻酔のリスクを上げる
喫煙習慣のある患者さんでは、全身麻酔・手術にともなう合併症や死亡の危険性が高くなることが知られています。
たばこの煙に含まれるさまざまな成分が、気道(息の通り道)や肺の正常機能を弱めます。
それにより喀痰が異常に増えたり、のどや気道が腫れたり、喘息や肺炎などの息がしにくい状態になりやすくなります。
他にも手術後にキズが感染したり、治りが遅くなったり、心臓や血管の合併症がおきやすくなります。
もちろん主治医や栄養士からも禁煙指導を受けました。
ただでさえ全身麻酔なんて怖いのに、合併症の危険があるなんておっかなすぎる! 麻酔から目覚めなかったらどうしよう!!(恐)…というところから、手術2日前くらいから泣く泣く禁煙。ただし、禁煙は4週間以上前からが推奨されているそうです…。
(2)年間20万円のたばこ代を、医療費に充てたいので
がんになると、がんの手術のみならず、がん治療や再発予防のための費用がかかります。しゃもは全て摘出した乳房を再建するので、乳房再建のための費用もプラスされます。
がんの手術や通院などに対応する民間の医療保険に加入していたので、当面の費用は工面できましたが、しゃもの乳がんのサブタイプ(種類)的に効果のある術後治療「ホルモン療法」は5~10年間ほど続くので、その分、治療費もかさむことになります。
再発予防のための術後ホルモン療法
ホルモン療法は、女性ホルモン(エストロゲン)の作用を低下させることにより、がん細胞の増殖を抑える治療法です。手術後のホルモン療法は、乳がんの再発や転移を予防するための治療であり、一般には5〜10年間継続して行います。
一方、電子タバコ喫煙中にかかる費用は、しゃもの場合1年間で20万円ほど発生していました。これを治療費や通院にかかる費用に充てようと思っています。
- 電子タバコ(IQOS派)本体代:5千円ほど
- たばこ代(SENTIA):1箱530円×30日=15,900円/1か月×12か月=190,800円/1年間
ほんと、泣く泣く言い聞かせている感じですが…。がんばろう…。
(3)「ちょっと一服」のロス時間をなくし、生産性のタイパを高めたいので
タバコを吸っているときは「ちょっと一服」の息抜きがとても大切なものでしたが、実は、時間を溶かしていたんだということに気づきました。
「ちょっと一服(1回5分)」の息抜き時間合計
- 1日あたり:1回5分×20本=100分(1.4時間)
- 1週間あたり:1回5分×20本=100分×7日=700分(11.7時間)
- 1か月あたり:1回5分×20本=100分×30日=3,000分(50時間)
現実的には、タバコを吸いながら仕事の電話をしたりPC作業をしたりすることもあるので、概数にしかすぎませんが、それでも「えっ…1か月で、丸っと2日間も、タバコ吸うだけしかしてなかったってこと…?」と衝撃を受けました。
この状態では、時間がないとか、忙しいとかは、単に言い訳になっちゃうかもな…と反省した次第です。1日の生産性とタイパを向上させるには、タバコを辞めて、その時間でブログを書いたり仕事をしたり、家事を行うことが最もよいと思いました。
タバコにはタバコの良さもあると思う!けれど
今回、タバコを思い切って止めてみた事で、長年の趣味を削ったような感覚です。やっぱりまだ吸いたいなあと思うけれど、(1)健康(2)お金(3)時間 を上げて考えてみると、今のしゃもには禁煙を選ぶべきだなと考えています。禁煙中の仲間の皆さん、ともにがんばりましょう💕
失敗したら、禁煙グッズの力も考える
ちなみに禁煙のためのグッズもたくさんありますし、もしまた喫煙が復活したら、グッズの力も借りて禁煙続投しようと思っています…!
お読みいただき、ありがとうございました!
さて、当ブログでは、乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。最近では、女性の方はもちろん、男性でも乳がんの方が増えているそう。予防としてもぜひ当ブログをご参考いただけるとと思います。
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