45歳、乳がんだけどフリーダムに楽しく生きる

乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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「がん検診」を受けること #もっと早くやっておけばよかったと思う事

こんにちわ、しゃもと言います。

このブログでは、45歳で乳がんを宣告されて以降の手術・入院・治療の日々をまとめています。

 

お題「もっと早くやっておけばよかったと思う事」に参加させていただいています🍃

 

▽INDEX

#もっと早くやっておけばよかったと思う事

それは「がん検診」です。

しゃもは45歳で乳がんの告知を受けました。それまで乳がんの検診に行ったことはなく、自覚症状もない中、自分の触診でしこりに気づいたことがきっかけでした。

 

幸い、ステージは浅い段階で手術・治療をスタートさせることができましたが、片側の乳房は全て摘出しました。また、腋窩リンパ節に転移があったので切除しており、抗がん剤などの化学療法も予定しています。なおこの先も再発や転移の可能性は残っています。

 

現在、手術や治療にいそしむ立場から、なぜ「がん検診」をもっと早くやっておけばよかったと思うのか、考えてみました。

 

(1)生命を脅かす病気だから

がんは罹患する部位によって、進行スピードや手術の難易度、有効な治療方法などが異なるそうです。おなじ「がん」でも中身は別物。けれど、どのがんも等しく、生命を脅かす可能性があります。

がんは、すべての人にとって身近な病気です。しかし、ひと口にがんといっても、その病状や経過は、がんの種類やがんが見つかったときの状態などによって異なり、人によってさまざまです。

引用:がんという病気について:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]なお、生活習慣や感染など、さまざまな要因でがんになると考えられていて、完全に防げるわけではないが、なりにくくすることはできるそうです。

がんを完全に防ぐことはできません。しかし、禁煙、節酒、食生活の見直し、体を動かす、適正体重の維持といった生活習慣の見直しや、がんの原因となることが分かっているウイルスや細菌への対策などによって、がんに「なりにくくする」ことはできます。

引用:

がんという病気について:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

 

がんで死亡するリスクは、科学的根拠に基づくがん検診を受けることで下げられるそう。2023年時点では、大腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、子宮頸けいがんの5つのがん検診が推奨されており、検診で発見できれば、その分早く手術や治療を始めることができます。

 

命を脅かす可能性がある病気だからこそ、早期発見・早期治療が重要です。そのきっかけとなる「がん検診」こそ、とても大切だと思っています。

(2)見た目や身体の機能が、強制的に変わってしまうから

子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんなど、女性特有の機能を喪失することになるがんもありますが、乳がんは、見た目・機能として女性の象徴のひとつともいえる乳房を、強制的に喪失することになるがんです。

 

罹患する場所を手術で切除するのみならず、抗がん剤などで治療を行うと、髪の毛や体毛などが抜けるなどの副作用が生じる可能性も。

 

しゃもは女性として生まれてきてよかったと思っています。もちろん、容姿や性格にコンプレックスはありますが、総じて、女性としての自分が好きです。

 

だからこそ、乳がんによって生まれた時から持っている女性の部分がなくなったり、他者評価の一つであった外見に影響が出ることは、想像以上の喪失感を招きました。ジェンダーレスや反ルッキズムを謳う昨今、時代遅れの感傷かもしれませんが、自分の”女性らしさの一部”をなくさねばならないことに、強い恐れがありました。

 

検診に早めに行っていれば、早期発見・早期治療となり、性を象徴する部分の喪失を防いだり、少なくすることができたのかな… と振り返ることも多くありました。

(3)お金と時間を注がねばならないから

がんの治療には、お金と時間がかかります。健康保険や民間保険に加入していたとしても、多大な医療費が発生します。また、健康な時には考えられないくらい、通院や入院に時間を割く必要があります。

 

乳がんの治療などは手術後10年間は投薬が必要だそうです。思っていた以上に、完治までに時間を要することに驚きました。

 

がんになると想像以上にお金を時間を注がねばならないという事実は、健康な時には思いもよらなかったことでした。早めにがんを発見し、治療をスタートすることができれば、この部分を大幅にカットすることができるはずです。

ただただ、自分の人生を後悔しないために。

しゃもは45歳で乳がんの告知を受け、この先、ずうっと再発や転移のことを考えながら生きていかねばなりません。何度も何度も、「がん検診」をもっと早く受けてステージが小さいうちに治療を始められれば良かったのに、と思いました。

 

健康は永遠のものではないし、自分の寿命は自分で決められるわけではありません。皆さんも後悔をする前に、1日でも早く「がん検診」を受診して、健康第一に過ごしてくださいね。

自宅で「在宅検診」ができるキットなどもある

とはいえ忙しい毎日。病院に電話をして、別日に予約を取って検診を受けるのはなかなか時間がとられるので、結果、検診に行けないことも大いにあると思います…。

 

そんな方には、自宅で、子宮頸がん/子宮がん・前立腺がん・大腸がんの在宅検診ができるキットもあるそうです!

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がんリスクを自宅でチェックできる「がんリスクチェッカー」も女性版・男性版があるので、気になる方は試してみるとよいかもしれません。

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お読みいただき、ありがとうございました!

さて、当ブログでは、乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。最近では、女性の方はもちろん、男性でも乳がんの方が増えているそう。予防としてもぜひ当ブログをご参考いただけるとと思います。

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