45歳、乳がんだけどフリーダムに楽しく生きる

乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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【乳房再建まで(2)】ティッシュ・エキスパンダーに3回目の食塩水注入

こんにちわ。現在、乳がんのステージ2aで闘病中のしゃもです。

 

先日、乳がん手術(片側全摘+再建のためティッシュ・エキスパンダー挿入)を行い退院しました。現在は乳房再建のため、形成外科の外来に通院中です。

 

よろしければお付き合いください。

 

▽INDEX

形成外科での診察

先日(退院後3日目)、午前中に39度まで発熱し翌日に乳腺外科・形成外科を受診したところ、浸出液が溜まって炎症を起こしかけていたようでした。

その際に、週明けに再来してほしいとのことだったので再び形成外科へ。この日も診察と、滲出液を注射で抜く処置を行いました。今回は1箇所から抜いて合計43ccほどだったようです。

 

1回目は70ccで、2回目は43cc。退院後でこの量が多いか少ないかはわからない… のですが、浸出液を抜くと、乳房が楽になったり痛みが減る気はしています。

 

診察では、感染を示す乳房の赤みや明らかな腫れ、ドレーンの傷口などの膿・出血なども見られず経過は順調とのこと。熱もここ数日は平熱で、薬を服用しているため痛みも減っている状態です。

 

退院後すぐより明らかに生活しやすくなっています。嬉しい~

 

ティッシュ・エキスパンダーに食塩水注入(3回目・50cc)

この日は、退院後初めて食塩水を注入しました。手術中に1回100cc、入院中に1回100cc、退院後に50ccを入れたので、これで合計250ccの食塩水が入ったことに。

 

ティッシュ・エキスパンダーは一定期間、複数回に分けて膨らませます
膨らませるために「生理食塩水」注入していきます。手術時に100ml程度注入します。施設や患者さんの状態によっても異なりますが、手術後2週間位から拡張し始め、その後1回/1~4週の割合で外来受診をしていただき、少しずつ注入して、徐々に大きくしていきます。
引用:SURVIVORSHIP.JP -がんと向きあって-|乳房再建術後の経過とケア|術後の経過と日常生活|ティッシュ・エキスパンダー

 

全摘(乳がん手術)から再建の間が空いている場合、皮膚が硬くなっていることなどがあるため、注入する食塩水の量を少しずつ入れて皮膚の伸びを見定めながら、エキスパンダーを膨らませるそうです。

 

が、しゃもの場合は全摘と再建が同時だったため、皮膚は元と同じ程度の柔軟性があるとみて、ある程度まとまった量を入れてもよいという判断だとのこと。このあたりの調整も、形成のドクターが細かくハンドリングしてくれています。安心。

 

また、注入前後には今回も特に痛みや圧迫感はなかったです。浸出液が溜まっている状態のほうが、痛みや違和感が大きいから気にならないのかな…。または、服用している痛み止めが効いているからかもしれません。

 

乳輪・乳頭を残した場合、経過観察が大事

全摘かつ乳輪や乳頭を残す手術だったときは、術後、乳輪や乳頭がきちんと定着するかの見定めはすごく大事だとのこと。手術で乳腺や乳房内の組織をすべてとってしまうので、術後は乳輪や乳頭の土台となる皮膚がすごく薄い状態のようです。

 

残された乳輪や乳頭に血がちゃんとめぐっているか、定着しているかも、ドクターは毎回チェックしてくれています。ちなみに乳頭のほうが分厚いぶん、観察に時間がかかるそうです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。最近では、女性の方はもちろん、男性でも乳がんの方が増えているそう。予防としてもぜひ当ブログをご参考いただけるとと思います。

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