45歳、乳がんだけどフリーダムに楽しく生きる

乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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【乳房再建まで(5)】お胸に白斑(はくはん)ができてしまったの巻

こんにちわ。現在、乳がんのステージ2aで闘病中のしゃもです。現在は乳房再建のため、形成外科の外来に通院中です。

よろしければお付き合いください。

 

▽INDEX

▼乳房再建のお話を最初から読む

shamosyamo.hatenablog.com

 

▼乳房再建のお話、1つ前はこちら

shamosyamo.hatenablog.com

形成外科での外来(5回目)

先日、乳がん手術(片側全摘+再建のためティッシュ・エキスパンダー挿入)を行い退院しました。

 

形成外科の外来もすっかり慣れてきました。聖マリアンナは混んでいるので、形成外科でも基本的に予約時間をオーバーすることが多いのですが、この日も同様に1時間ほど遅れて診察がスタート。

 

前週、1週間の間に溜まった浸出液を40ccほど抜きましたが、今週は液が溜まっていなかった! ので、処置はなし。ティッシュ・エキスパンダーの注入口に圧をかけるためにハンドタオルを充てていたのですが、それもなしでOK。

 

ブレストバンドも、もともとは3か月つけたままでとの指示でしたが、2か月目に入った現在、「大丈夫そうだし~もうとってもいいかもね!」とのこと。小胸族だからか…?

 

お胸に白斑(はくはん)ができてしまいました

手術後3週間時点で、手術をしたお胸の乳輪と乳頭の色の一部が、2~3センチにわたり白く抜けていることに気づきました。これは後天性の「白斑」で、手術などで肌に強いダメージを受けた時に生じることがあるそうです。

 

しゃもの乳がん手術は「乳頭乳輪温存乳房全切除術」で、乳房を全摘しながら、乳頭と乳輪を残すものでした。全摘は乳房の中身を乳腺や脂肪ごと切除するので、乳輪・乳頭の皮膚の土台が薄くなり、定着が難しいことがあるそう。そのことが、白斑が生じた原因になっているそうです。

 

白斑とは?
白斑とは肌の色が白くぬけてしまうことです。

(途中略)

なぜ肌の色が白くぬけてしまうのでしょうか?
これは肌の色素を作る細胞が破壊され、肌の色が作れなくなって起こる変化です。この原因として、自分自身の免疫(本来はウイルスや細菌などをやっつけます)が誤って色素を作る細胞を壊してしまうことや、酸化還元を調節する仕組みの異常により酸化ストレスに弱い色素の細胞がやられてしまうことなどが考えられています。
引用:白斑 | 埼玉県皮膚科医会

 

できるまでの時系列

白斑の時系列をまとめると以下のようになります。

 

▼白斑ができるまでの時系列

  1. 手術当日
  2. 翌日、乳頭に黒ずみができる(乳輪はテープが貼ってあったので確認できず)
  3. 1週間後、黒ずみがかさぶたになり始める
  4. 3週間後、乳輪に白斑が出現。乳頭はまだかさぶた状態
  5. 4~5週間後、乳輪の色が戻り始める。乳頭のかさぶたがとれる
  6. 6週間後、乳頭の色が戻り始める

できた理由

白斑ができた理由を、担当医に確認してみました。考えられるものとして、主に2つの理由があるようです。

理由(1)強いダメージを受けたため

全摘手術(乳房の中身を乳腺や脂肪ごと切除)によって皮膚がダメージを受けたことが大きな理由だそう。

理由(2)メラノサイトの異常が起きたため

メラノサイト(黒い色素を作る細胞)が消失したり、はたらきが低下したりなどが発生したためとのこと。

ちなみに、乳頭がぽろっと取れることもある⁉

乳輪・乳頭を残したまま乳房を全摘すると、乳輪・乳頭の皮膚の土台が薄くなります。土台が薄いと乳輪・乳頭がうまく定着せず、特に乳頭はぽろっと取れてしまう可能性があるそうです…!


乳腺外科や形成外科のドクターに確認したところ、「乳頭・乳輪の色がいつまでたっても黒いと、定着がうまくいっておらず、血が通っていない状態なので要注意」だそうです。

ちなみに… 万が一乳頭が取れてしまったら、形成外科で乳頭再建ができるそうです。パラメディカルピグメンテーション(医療補助アートメイク)の適応になるんじゃないかなと思いますが、こちらも形成外科の担当医に確認してみてくださいね。

健康上の影響や治療方法の有無

特に健康上の影響はないようなので心配はしていないのですが、本来、色がついている部分の色が抜けるというのは、見た目的に違和感があります。

 

色は元に戻らない可能性が高いそうなのですが、乳がん手術をした方には時々ある症状とのことで、ステロイド系塗り薬や飲み薬を用いたり、医療用アートメイクなどで色を入れる方もいるんだとか。

 

治療すれば、症状を目立ちにくくしたり、進行を遅らせたりすることができるかもしれません。治療方法もいろいろあるようなので、担当医に相談してみてくださいね

 

処方箋なしで購入できるものだと、着色用の専用化粧水(グラファ ダドレス)もあるようです。1回使うと2~3日色がつくようで、温泉などに行くときはこの方法でもよいかも。

 

再建手術に向けて、着々と進んでいる

以上で今回の外来は終了。これで定期診察は月1回になるとのこと。次回からは、5か月後の再建手術に向けてCTを撮影したり、教授の診察が入ったりするそうです。

 

ただ、再建手術&入院期間は乳がんの治療と被らないようにするはずなので、スケジューリングがちょっと大変そうだなあと思ってたりします。

お読みいただき、ありがとうございました!

さて、当ブログでは、乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。最近では、女性の方はもちろん、男性でも乳がんの方が増えているそう。予防としてもぜひ当ブログをご参考いただけるとと思います。

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