45歳、乳がんだけどフリーダムに楽しく生きる

乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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乳がん専門クリニック:聖マリアンナ医科大学付属研究所「ブレスト&イメージングセンター」

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こんにちわ、しゃもです。この記事では、しゃもが通ったクリニックのレポートを綴っています。

 

▽INDEX

聖マリアンナ医科大学付属研究所「ブレスト&イメージングセンター」

しゃもは地元の総合病院の乳がん検診でひっかかった際、担当医に、聖マリアンナ医科大学病院系列の医療機関聖マリアンナ医科大学附属研究所 ブレスト&イメージングセンター附属クリニックを紹介され通っていました。

 

聖マリアンナの、乳がん等に特化した医療施設で、最寄りは小田急線「新百合ヶ丘」駅。北口から徒歩約10分程度のビル3階、4階にあります。

 

入院設備はなく、手術の場合は聖マリアンナ医科大学病院や、川崎市立多摩病院などでおこないます。

しゃもはここで、入院前の術前検査を行いました。

乳がん治療等の専門施設

ここは、大学病院と連携した、日本で唯一の独立型ブレストセンターなのだとか。

 

もともと、聖マリアンナ医科大学乳がん患者さんが増えたことを受け、ブレストセンターとして独立した経緯があるそうです。

 

しゃもが知る限りでは有名なクリニックで、静岡や山梨など、遠方から通院されている患者さんも多いようでした。

検診から手術、全身治療、再発まで当院のスタッフが行う、ワンストップの乳がん医療施設です。

引用:当施設について|ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニック

医療の知識はないので詳しくはわかりませんが、クリニックのサイトを見る限り、最先端の設備や機器などを備えているみたいです。2009年に開院したそうでまだ院内も新しく、きれいで清潔さが保たれています。

診察は予約していても2〜3時間待ちが当たり前…!

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クリニックはいつもとっても混んでいます。

 

乳腺外科の患者さんは、乳がんの治療で何年も通院している方が多く、何週間も前に次の診察予約を入れるそう。その合間に新しい患者さんや急患の方の対応をするので、どうしても時間が後にずれ込むんだとか。

 

大きな病院の附属であることも影響しているかもしれません。

 

予約していても2〜3時間待ちが常で、ナースの方によると月曜日は特に混むそうです。前週の月曜が祝日などの場合、翌週の平日月曜は特に鬼込みで、6時間待ちを経験したこともあります…。

受付は10時からで、外出もOK

受付は10時からですが、9時半前の時点ですでに玄関前に列があることが多いです。予約をしていない場合、早めに行った方がよいかもしれません。

 

玄関前には番号札が置いてあり、順番に取って列に並び、オープンを待ちます。待っている間に座れる椅子は、5名分くらいあったはずです。

 

オープン後、番号札順に受付を行います。受付の後は外出ができます。ただ、周辺にカフェや飲食店などは少ないので、時間をつぶす場合は新百合ヶ丘駅まで戻る必要があります。

 

クリニック内で待つ場合、モバイルバッテリーがあるとスマホを心置きなく使えて便利! でした。

3階がブレストセンター

3階はブレストセンターです。診察室5室、面談室2室、検体検査室、化学療法室、薬剤室、マンモグラフィ室2室、エコー室3室、手術室・回復室(良性乳腺疾患の日帰り手術、早期乳がんに対する凍結治療のため)。

 

そのほか更衣室、女性トイレ、パウダルーム、待合室(電話室、男性トイレあり)、窓沿いの中待合、読書コーナー、化学療法の人のための休憩コーナーなどがあります。

 

検査の時は4階(イメージングセンター)までスタッフに案内されて院内エレベーターで上がり、ロッカールームで検査着に着替えて各検査を行います。

3階の待合室はやや狭い

席数は15くらいで、ピーク時は座れないことも。エリア内に、電話室と男性トイレがあります。

乳がん関連の情報が豊富

院内には、患者さんや患者さんの家族に向けたパンフレット、ポスターがあちこちに。治療や手術についてや、メンタルケアのことなど種類豊富です。

 

これまで乳がんのことを何も知らなかったので、さまざまな情報に触れられるのはありがたかったです。

 

特に、ウィッグやメイクなどアピアランスケアについてのリーフレットを見たときは、自分ががんであることを、改めて強く実感…。

 

アピアランスケアは女性のみならず、男性にも必要なもの。いまはいろいろなケア方法があるみたいなので、機会を見て改めて情報を探したり、まとめたりしてみたいな… と思います。

4階はイメージングセンター

イメージングとは画像診断を指すそうで、4階にはマンモグラフィ、エコー、CT、MRI、単純X線撮影装置、骨塩測定装置があるとか。

 

3階にも2台のマンモグラフィと5台のエコー装置があり、乳がんを中心とした画像検査を行っているそうです。

自動販売機はクリニック内に設置なし

自動販売機はクリニック内やビル内にはなく、隣接する駐車場内にあります。そのほか、ビル1階にはコンビニ(2023年現在改装中)、調剤薬局があります。

 

患者さんの中には、水筒やボトルを持参している方が多かったです。しゃもももちろん、コーヒーを入れて持って行っていました。

スタッフは基本的に丁寧だけど、忙しそう

スタッフ、看護師、ドクター、どの方も丁寧で親切な印象です。レントゲン技師におひとり、機嫌が悪かったのかちょっと横暴な方がいたような…

 

基本的にはどの方も、しっかり説明をし、こちらが理解できないことがないように配慮してくださった記憶があります。

 

けれど、受付は特に忙しいのか、常にあわただしい印象が。質問などの時はちょっとだけ話しかけづらかった…です。

ドクターの診察は丁寧な印象

確定診断前までの診察では、15分1コマ×2コマ=合計30分を各回でとってくださり、検査や手術などの説明を細かくしてくれました。

 

看護師の方含め同意書なども1枚1枚説明してくださって、質問などもしやすい雰囲気でした。

 

乳がんの件で他院にお世話になったことがないので比較ができないのですが、”きちんと申し送りがされている”ことや”設備や医療技術が一定以上のレベル”であろうことは伝わってきて、安心感はありました。

 

ただしとにかく時間がかかる…! ので、通院時は、覚悟して挑む必要があるなあと感じますが、検査から一定のレベル以上の治療までを通期一貫で行えることは強みなのでは、と思います。

 

しゃももとうぶんお世話になる予定なので、治療フェーズに入ったら、またレポートしたいと思います。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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