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乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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【抗がん剤治療】投与日当日の流れ。1日がかりだから心して挑んだほうがいい

こんにちわ。現在、乳がんのステージ2aで闘病中のしゃも(id:shamosyamo)です。現在抗がん剤治療なのですが、記録として治療の日の流れを綴りたいと思います。

よろしければご覧ください。

 

▽INDEX

抗がん剤治療前にこれやって&当日持ち物リスト

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抗がん剤治療1回目の副作用

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【当日】治療の日の流れ

当日は、基本的にスタッフや看護師の方が案内してくれるので、指示通りに過ごす形で問題ないかと思います。けれど、全体の流れがわかるとより安心かと思うので、しゃもの体験を交えながらご紹介します。

 

なお、使用する薬剤や患者さんの症状、医療機関などにより流れが変わると思いますので、参考までにご覧くださいね。

投与日、当日の流れ

抗がん剤投与日、当日の主な流れは以下の通りです。

  1. 受付
  2. 検査室で検査
  3. 医師による診察
  4. 治療室での説明・吐き気止め内服(1時間)
  5. 処方箋を薬局に出しに行く
  6. 軽食(食事)を摂る
  7. 治療室で投与開始(1時間)~投与終了
  8. 薬剤師による薬剤指導
  9. 会計
  10. ビル1Fの薬局で薬を受け取り、会計

1、受付

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あらかじめ予約していた日時に、かかりつけの聖マリアンナ ブレスト&イメージング先端医療センター附属クリニックへ。受付を済ませ、待合ロビーで少し待ちます。今日のスケジュールは「超音波(エコー)検査」「担当医との問診」「化学療法」です。

 

なお検査などがある場合、予約時間前に来院が必要なことがあるのでご注意を。

2、検査室で検査

待合で名前を呼ばれたら検査へ向かいます。しゃもはこの日、超音波(エコー)検査がありました。

 

抗がん剤は心臓の機能に影響が出る可能性があるため、超音波で心臓の大きさや数値を計測しておくそうで、その初期検査とのこと。検査は今後も定期的に行い、場合により血液検査なども行われるそうです。

3、医師による診察

続いて担当医との問診です。中待合で待ち、番号を呼ばれたら診察室へ。問診では、最近の体調についてと、今日の流れの説明、次回以降の外来予約取得がメインでした。

 

なおこの診察のタイミングでかなり待つ可能性があるので、気持ちの準備をしておくとよいかもです。

4、治療室での説明・吐き気止め内服(1時間)

問診が終わると、クリニックの同フロア内にある治療室へ。治療室は、化学療法の点滴などを行うお部屋で、ベッドまたは椅子で投与を受けられます。ベッドまたは椅子はカーテンで区切られており、プライバシーに配慮したレイアウトです。Wifiも使えます。

 

入り口で看護師に名前を伝え、看護師から改めて治療の説明を受けます。その後、吐き気止めの薬(アプレピタント)をもらい、その場で内服。薬が効くまで45~60分ほどかかり、その後に投与が開始する流れです。

 

ちなみに治療室は、患者側から看護師に声をかけるスタイルだそうです。入り口で看護地に声をかけ忘れると、治療が全く始まらないこともあるのでご注意を。

5、処方箋を薬局に出しに行く

吐き気止めが効くまで「処方箋を薬局に出しに行く」「必要に応じて軽食を摂る」ことを行います。処方箋は、投与後に、副作用の状況に応じて自宅で内服する用の薬です。

 

聖マリアンナは病院敷地内や周辺に、ブレスト&イメージングセンターはビル1Fに薬局があるので、最寄りのところに処方箋を出しに行きます。

6、軽食(食事)を摂る

薬の効果が出るまでまだ時間があるので、軽食を摂ります。ブレストでは、院内に化学療法患者さん専用の軽食コーナーがあり、食事をすることができます。

 

しゃもはビル1Fのコンビニでサンドイッチなどを買い、ここで食べながら時間がたつのを待ちました。軽食コーナーはテーブルと椅子が2セットほどあり、洗面台もあります。やや奥まった場所にあるので、他の患者さんの目からは触れにくくなっています。

7、治療室で投与開始(1時間)~投与終了

時間になったら治療室へ行き、看護師に声をかけます。初回は、心電図や酸素濃度を測りながらの投与になるためベッドを使用するとのことで、カーテンで区切られた一スペースに案内されます。

 

ベッドに横になると、心電図が計測され、酸素濃度を測るためのパルスオキシメーターもセットされます。本日投与される薬剤の説明を受け、点滴がセットされたら投与開始です。所要時間は1時間ほどで、あいまに看護師がちょこちょこ様子を見に来てくれます。

ちなみに抗がん剤治療中は、抗がん剤による血管硬化などの可能性を考慮し「採血は手術した側の腕でやり、抗がん剤の点滴は手術していない側の腕でやる」方針だと説明されました。

8、薬剤師による薬剤指導

投与終了後は、別室で、処方箋で出された薬の指導を薬剤師から受けます。一度に10種類くらい処方されるので、一つひとつ、使いどころを確認していきます。副作用などで気になる点があればこの時に質問したりもします。

 

副作用で悪心や嘔吐がある人がどれくらいか聞いてみたところ、肌感で7~8割くらいの印象、だそうでした。

9、会計

薬剤指導が終わったら受付前の待合ロビーで待ちます。呼ばれたら会計です。薬剤にもよりますが、しゃもは毎回1回あたり1万円~くらいの金額でした。ジーラスタ注射を含むときは、+35,000円くらいが乗算されます。

10、ビル1Fの薬局で薬を受け取り、会計

クリニックでの会計終了後は、薬局で薬を受け取ります。金額は処方箋の内容により異なります。会計時に薬剤師からもざっと薬剤の説明を受け、会計を済ませたら完了です。

 

抗がん剤投与日、当日は1日がかりになる!

抗がん剤治療の当日は、しゃもはクリニック到着~会計終了まで5~6時間くらいを要しました。初回は1日がかりになるかと思いますので、気持ちと時間に余裕をもって挑まれるとよいかなと思います。

 

なお点滴投与中も含め、スマホの充電切れには気を付けたいところ。モバイルバッテリーを持参しておくことをおすすめします…!

お読みいただき、ありがとうございました!

さて、当ブログでは、乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。最近では、女性の方はもちろん、男性でも乳がんの方が増えているそう。予防としてもぜひ当ブログをご参考いただけるとと思います。

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