45歳、乳がんだけどフリーダムに楽しく生きる

乳がん【ステージ2a、HER2陰性(ルミナルB)】サバイバーの入院・手術・治療のほか、女子力のあがるアピアランスケアやお金や仕事など患者的QOLが向上するトピックを綴ります。

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【2か月で5mm成長】セルフチェックで、自分で乳がんのしこりに気づいた時のこと

こんにちわ、しゃもです。
現在、乳がんのステージ1で闘病中の45歳です。今回は、触診で、自分で乳がんのしこりに気づいた時のことを記録できればと思います。

宜しければお付き合いください。

 

▽INDEX

たまたまのセルフチェックで、しこりと遭遇

自分でしこりに気付いたのは5月上旬のことでした。

 

ブラトップではない下着を身に着けるために、下向きで胸元を寄せていた時。片側の乳房を集めていた指先が、ごりっとした何かに触れました。

 

その何かはしこりのように思えました。肌の表層に近いところにあり、指先で、乳房の肉を押し分けて探ると触ることができました。こりこりしていて硬く、あまり動かない。形は少し凸凹があり、いびつな形状をしているようでした。

 

何か異質なものが、胸の奥に、いつの間にかいる。気づいたときは怖かった。


ネットで「しこり」「硬い」などのキーワードでたくさん情報を漁りました。少し痛みも出ていたので、”痛みがある場合は、乳腺炎であることが多い”の記述を見て、ほっとした夜もありました。

 

けれど自分でも知らないうちに、乳がんであること以外の情報を無意識のうちに選んで拾っていたように思います。自分で、かなり広めのバイアスをかけていました。

 

素人がネットで情報を漁っていても正解がわからない

とはいえ、素人の情報収集では埒があきません。善は急げで、マンモグラフィX線)検査を申し込みました。マンモ~超音波(エコー)検査~精密検査(針生検)~術前検査(乳がん確定後検査)までの流れは以下でも綴っています。

 

しこりの結果は悪性腫瘍(乳がん)でした

検査の結果、悪性腫瘍とのことでした。乳がんの告知を受け、およそ1か月後に入院日・手術日が決まりました。入院する前までに、乳がんの手術前検査や、乳房再建のための形成外科の外来などを受診する日々が続きます。

 

  • 2023年5月(1か月目):セルフ触診でしこりに気づく
  • 6月(2か月目):マンモグラフィ検査→乳がん疑い→超音波検査→精密検査(針生検)
  • 7月(3か月目):手術前検査/告知
  • 8月(4か月目):入院~手術

2か月間でしこりのサイズが5mm成長

ところが、手術直前の8月下旬には、触らずとも存在が分かるまでにがんが成長していたんです。

 

指先で探らなければしこりにたどり着けなかったはずなのに、肌を撫でるだけで、ふくらみが分かるようになっていました。明らかにデカくなっている…! 見た目からも、ふくらみがあることがわかり、乳房にくぼみ・凹みも見られるように。

 

サブタイプが、増殖が活発で進行が早いルミナルBだったからでしょうか…。最終的には、検査~手術前の2か月間で、5mmほどサイズアップしていました。

7月ごろ(3か月目)には痛みも感じていた

実はこのころ、痛みもありました。チクチク、ズキズキ、ズーンとするような… 正体がわからない痛みでした。明らかに、しこりのある場所や、乳頭から痛みが出ているように感じました。

 

ちなみに担当医に尋ねると、医学的根拠の有無というより、気持ち面での効果実感では… とのこと。

 

初期の乳がんは痛みを伴うことが少ないと聞いていたけれど、延長線上に死がある病だと自覚することで、感覚が過敏になっていたのかもしれません。乳がんが具体性を持つことで、痛みや大きさで存在をアピールしているかのようにも思えました。

 

とにかくセルフチェックを行って、乳がん検診を受診して!

乳がんは特に、自覚症状のないがんだそうです。また、他の臓器に転移していない早期発見のうちにしっかり手術などを行えば、完治する確率が高いがんでもあるそう。

 

予防はなかなか難しいことではあるけれど、普段からセルフチェックを行うようにして、乳がん検診を受けることが一番の打開策になるかと思います。

乳がんと早期発見
乳がんセルフチェック

乳がんは身体の表面に近いところに発生するため、自分で観察したりふれたりすることによって発見できる可能性があります。
引用:乳がんセルフチェックで早期発見|乳がんを学ぶ|がんを学ぶ|ファイザー

 

乳がんは男性でも発症することがあるので、男性も、自分のお胸を観察したり、しこりの有無をセルフチェックする意識を持っておくととよいかもしれません。

 

男性がセルフチェックを行うことで乳がんを早期発見できるかについてはデータがありません。しかし、男性にも乳がんができることを知っていれば、乳房に何らかの変化(しこりを触れる、鏡で見ると左右のバランスがおかしい、など)があった際に放置せずに診察を受けるきっかけになれると思います。

引用:【乳がんQ&A】 男性も乳がんになるの? | ピンクリボンフェスティバル公式サイト

 

しゃもの例になりますが、しこりに気づいてから確定診断を受けるまでの流れを記録したシリーズも、お暇なときにでもぜひご覧いただけると嬉しいです。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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