こんにちわ。現在、乳がんのステージ2aで抗がん剤治療中のしゃも(id:shamosyamo)です。以下の記事でまとめた副作用リストのうち、実際に経験したものを、わかりやすく、時系列にまとめてみました。
よろしければご覧ください。
▽INDEX
実際に感じた副作用(1日~2週間後までの時系列順)
投与日当日
当日は投与中に血管痛や鼻の奥のワサビ痛を感じましたが、帰宅後には落ち着きました。その後、鼻根や目の周りが重たいような感じは残っていました。なんとなく頭が働かず、ぼーっとしたり、少し悪心やだるさを感じることも。
食欲もやや低下しており、夕食は味噌汁と果物だけ口にしました。夕食後、処方された薬のうち、必須のものを内服しました。
全く動けない! という副作用はなかったのですが、体を休めたくて19時ごろに就寝しました。
投与後翌日、1日目
朝方、全身のだるさで目覚めました。腕や太ももがこわばっており、重さもあってだるく、しゃきしゃきと動けない感じです。力も入れにくくなっていました。口の中の渇きのほか、ふらつきやふわふわした感じもあり、ベッドから出たくない心持。
この日も食欲が少なく、3食味噌汁、果物、ゼリー飲料でしのぎました。味覚異常が出て、大好きなコーヒーがまずくて飲めなくなってしまったのが悲しかった…。夕食後には、処方された薬のうち、必須のものを内服しました。
また、水分多めの飲食物も原因の一つかもしれませんが、かなりの頻尿に。1日通して20回くらいはおトイレに行っていました。夜も、尿意で目覚めることが6~7回ありました。
投与後2日目
白血球の数の低下を抑制するジーラスタ注射を病院に打ちに行きました。注射は上腕部に打ちまして、薬剤がしみて痛かった…!
副作用は、口の中の渇き、手足の重だるさがメイン。食欲は戻ってきましたが、食べたいものの範囲がすごく狭く、この日も3食味噌汁、果物、ゼリー飲料とアイスでした。この日も処方された薬のうち、必須のものを内服しています。
引き続きこの日も頻尿はありまして、1日通して20回くらいはおトイレに。夜も、尿意で6~7回目覚めていました。
投与3日目(ジーラスタ注射後1日目)
朝方、背面痛と関節痛で目が覚めました。38度まで発熱し頭痛もあったので、ジーラスタの副作用がばっちり出ました。処方されていたカロナールを飲んで1日中ベッドにいました。
食欲は徐々に回復してきましたが、この日も変わらず3食味噌汁、果物、ゼリー飲料とアイスでした。けれどよくお腹がすいていたので、身体がカロリーを欲しがっているのを感じていました。
そのほか、口の中の渇き、お腹の張り、手足の重だるさも引き続きありました。頻尿も続いており、夜はなかなか熟睡できませんでした。
この日も処方された薬のうち、必須のものを内服。それ以外に、37.5度以上の発熱があった場合に内服必須の薬があったので、合わせて飲んでいます。
投与4日目(ジーラスタ注射後2日目)
頻尿で夜中に何度も目が覚め、おトイレに行きました。全然熟睡できなくて不眠に。反動で日中よく寝ていました。この日も38度まで発熱し、カロナールをよく飲んでいました。
引き続き口の中の渇き、お腹の張り、手足の重だるさもありました。また、ろれつが回らないような、うまく発音できないように感じることも多々ありました。
この日も処方された薬のうち、必須のものと、発熱があった場合に内服必須の薬を飲んでいます。
投与5~6日目(ジーラスタ注射後3~4日目)
平熱に下がり、食欲も戻り、すっかり元気に。頻尿も回数がおさまってきました。ただしお腹の張りを感じたり、お通じが良くなったりの変化を感じました。
手足の重だるさもかなり良くなりましたが、膝上にズーンとした重みがのこっていました。動作のたびに力が入らないような感じです。
この日も、発熱があった場合に内服必須の薬を飲んでいます。
投与7日目(ジーラスタ注射後5日目)
午前中から腰に違和感が出てきました。痛みの予兆のようなムズムズを感じ、午後になると、腰と骨盤にズキズキ&ピキーンとした痛みが発生するように。
夕食ごろには激痛に変化して、立つのも座るのも横になるのもダメでした。頭も痛くなってきました。
食事もそこそこに、あわててカロナールを飲み、就寝。が、カロナールにも防ぎきれない痛みの強さだったのか、効かない。激痛と頭痛で眠れず、うとうとしてもすぐに目が覚めていました。
そのほか、発熱があった場合に内服必須の薬も飲んでいました。
投与8日目(ジーラスタ注射後6日目)
引き続き痛みが引かず、朝からとにかく痛い! 日常であまり感じない種類の痛みでした。体感では、ぎっくり腰よりも痛く、陣痛と同じくらいのきつさがあったような。
定期的にカロナールを飲み続けることで、痛みが和らいできたのが嬉しかったです。何とかしのぐことができました。そのほか、発熱があった場合に内服必須の薬をこの日も服用しています。
投与9日目(ジーラスタ注射後7日目)
起床したら、腰と骨盤痛の痛みと頭痛が嘘のように消えていました。わずかに違和感を感じることはありますが、問題なく生活を送れるレベルです。
食欲も戻り、気持ちはすっかり元気になっていました。口の中の渇きも、このころはひと段落していたと思います。発熱があった場合に内服必須の薬は、発熱後一週間継続なので、この日に飲んで終了しました。
投与10~11日目(ジーラスタ注射後8~9日目)
この期間は特に副作用を感じることはなく、快適に過ごしていました。
投与12日目(ジーラスタ注射後10日目)
特に不調や違和感を感じることなく日中を過ごしていましたが、夕方ごろ、10日前に終わっていたはずの生理がまた来ていることに気づきました。
担当医に確認したところ、抗がん剤の影響で生理不順になったり、生理が止まったり、年齢によっては閉経することがあるそうです。
抗がん剤を使用すると、卵巣の機能年齢が+2~3歳ほど追加になるそうで、しゃもも年齢的に、もしかしたら閉経するかも、と告げられました。
けれど人により差があるとのことだったので、心して様子を見てみようと思います。
投与13日目(ジーラスタ注射後11日目)
ついに脱毛が本格的に始まりました。髪の毛に手を入れると、思った以上の本数がごっそり抜けるアレです。
心していたし、家族にも「毛がなくなるけど、深刻にならないでね!」と伝えていたし、明るく脱毛期を迎えたいと思っていたのですが、やっぱり少し、一人で泣きました。
けれどウィッグや帽子をそろえましたし、自分なりにこの期間を乗り越える楽しみを見つけて過ごしていきたいと思います。脱毛記録については以下の記事でまとめています。
副作用は人それぞれだけど、日をまたぎ複数&一度に出るから注意
抗がん剤の副作用は、人により出方も程度もとても異なります。いずれにせよ、体験した方にしかわからないと思います…。しゃも健康体の時には全く想像できなかったし、痛みにこんなに種類があることも、こんなに毎日、さまざまな副作用が出現することも、分からなかった。
けれどこれから治療を始められる方に、少しでも参考にしていただけたらと思っています。治療中の同志の方、ご家族の方、ともに乗り越えていきましょう!
しゃものInstagramでも情報発信していますので、よろしければフォローしてみてくださいね。
☞ しゃものInstagramアカウントはこちら(Instagramアプリが開きます)
お読みいただき、ありがとうございました!
さて、当ブログでは、乳がんになってからの出来事や、入院・手術・治療の体験談を綴っています。最近では、女性の方はもちろん、男性でも乳がんの方が増えているそう。予防としてもぜひ当ブログをご参考いただけるとと思います。
はてなブログの方は、ぜひ読者登録していただけると嬉しいです🌸
▼抗がん剤治療前にこれやって&当日持ち物リスト
▼抗がん剤治療1回目の副作用
▼こちらも人気です!
▼乳がん用の前開きブラ、入院グッズなど、使ってよかったアイテムを楽天ROOMにまとめています。
フォロー、お待ちしています💕
▼ランキングに参加しています🌼
よろしければ応援お願いいたします✨
☞ しゃものInstagramアカウントはこちら(Instagramアプリが開きます)