【ドセタキセル(3回目)】乳がんで抗がん剤投与後の副作用と、コロナ罹患の体験談
こんにちわ。現在、乳がんのステージ2aで抗がん剤治療中のしゃも(id:shamosyamo)です。現在、2種類目の抗がん剤(ドセタキセル)治療中で、3週間に1回、投与をしています。
この記事ではドセタキセル3回目で経験した副作用を、時系列にまとめています。この時は副作用中にコロナにも罹患してしまい、大変でした…。よろしければご覧ください。
▼ドセタキセル 投与後の副作用まとめ
▼ddEC+ジーラスタ 投与後の副作用まとめ
▽INDEX
投与3回目。コロナにかかってしまった(1日~2週間後までの時系列順)
これまでもドセタキセルはddEC+ジーラスタの副作用とはまったく内容が異なったのですが、今回は副作用期間中にコロナに罹患してしまい、副作用やらコロナ症状やらで大変なひと時を過ごしました…。いやぁしんどかったです…。
コロナの疑いで内科を受診するにあたり、まず乳がんのかかりつけ医に連絡をとり、状況を説明。以下のような流れで受信しました。
- 乳がんのかかりつけ医に、コロナの可能性について連絡。内科では、抗がん剤治療中の旨を伝えるよう指示される
- 内科を受診。抗がん剤治療中の旨を伝える
- 内科の医師より、抗がん剤治療中はコロナ重症化リスクがあることの説明を受ける。内服薬(ラゲブリオ®)を処方される
- コロナ陽性の旨を乳がんかかりつけ医に連絡。状況により、今後の抗がん剤投与日を後日にずらす可能性を伝えられる
ラゲブリオ®は新型コロナウイルス感染症を引き起こすSARS-CoV-2の増殖を阻害するお薬だそう。1回4錠×朝・夕方を5日間服用しました(3割負担で10,000円ほどでした…)。
おかげさまで重症化せず、5日間でコロナ症状もすっかりおさまったので、この後の抗がん剤投与日をずらさずにすみました。
投与日当日
投与後すぐは体調変化なし、食欲もあり、比較的元気に動いていました。
ちなみに投与1回目の時は投与日からだるさがあり、2回目では体調変化はなしでした。
投与後翌日、1日目
この日も大きな体調変化は特にありませんでしたが、腹痛が度々出ており、お腹も下していました。
ドセタキセルの副作用の中では、腹痛の出現期間が長く、ずっと痛いので、一番苦手です…。
投与後2日目
大きな体調変化はないのですが、腹痛と下痢は変わらず出ています。
また夜中は熟睡できず、何度も目が覚めています。投与後はだいたいこうなのですが、常に不眠ぎみです。
そして数日間頻尿になるため、この時も夜中に何度も目が覚め、おトイレに行っています。
投与3日目
引き続き夜に熟睡ができず、何度も起きています。起床後に熱っぽさを感じ、測ると37.1度の微熱が出ていました。
足の裏やかかと、手の指が局部的に腫れており、痛みが出ていました。色も紫や赤紫になっており、水膨れのような? ちょっと膨らんでいるような見た目です。足に体重が乗ると痛みで動けないので、足を引きずるように歩いていました。
参考までに手の指の幹部の写真を貼っておきます☟ ネイルが剥げていてお目汚しで申し訳ありません…😿
投与4日目
朝から熱っぽさがあり、37.3度出ていました。体もだるく、あちこちの関節が痛みます。
腹痛と下痢も変わらず出ていました。食べるとお腹が痛くなって下すので、食欲も減りぎみでした。
投与5日目
起床すると関節痛が酷く、37.7度まで発熱していました。腹痛が酷く、倦怠感もかなりあります。午後には38.5度まで上がり、処方されていた解熱剤を飲みました。
投与2回目まで同様、口の中のトラブルも出ていて、渇きやごわつき、渋みが出ていました。なにかを食べてもえぐみがあり、美味しく感じられませんでした。炭酸や歯磨き粉などの刺激物を口にすると、痛みも感じていました。
投与6日目
夜中に何度も目が覚め、熟睡できません。短い睡眠を細かくとっていて、眠るのに努力がいるような感じです。
朝起きると熱感があり、38度まで出ていました。倦怠感と腹痛も変わらず出ており、口腔内の痛みも強くなっています。
足の裏やかかと、手の指の水膨れ箇所は皮が剥けました。剥けた皮は厚くて硬く、やけどなどのときの皮剥けとは異なる印象でした。
投与7日目
熱が下がらず、終日38度台が出ていました。腹痛と下痢、倦怠感も変わらず出ています。
口の中の痛みもひどく、食べたり飲んだりすると痛みだけではなく、アクの強いものを食べた時のようなえぐみや渋みを感じ、つらかったです。
辛い物や炭酸、歯磨き粉などの刺激物で口の中が痛むこともありました。
投与8日目
具合が悪く夜中に目が覚めました。39度まで上がっており、悪寒で寒く震えが止まりません。背中に複数のカイロを貼り、厚着をし、毛布を追加して何とか眠りました。
朝起きると37.2度まで下がっていましたが、くしゃみや鼻詰まりなどの症状が出始めました。午後から39度までまた上がり、解熱剤を飲んでも38.5度までしか下がりません。
振り返るとこの日からコロナ症状が出ていたと分かるのですが、まさか罹っているとは思ってもいなかったので、とにかく解熱剤を飲み、横になっておとなしくしていました。
投与9日目
起床するとあまりの悪寒に震えが止まらず、くしゃみ、咳などの症状もまったくおさまらず。熱は39.8度まで上がりましたが、解熱剤を飲んでもやはり38.5度までしか下がりません。
投与2回目まではこの日までに体調が回復していましたが、今回はコロナだったので体調不良期間はまだまだ続きます。
投与10日目
朝から熱は39度台で、解熱剤を飲んでも熱が下がりません。さすがに違和感を感じて乳がんかかりつけ医に連絡しました。
するとコロナの疑いがあるため内科を受診するように告げられました。受診した内科ではコロナ陽性と診断。ルゲブリオ®などを処方され、内服して休みました。
投与11日目
コロナのお薬のおかげでようやく熱が下がり38度に。各種症状も、薬が効いている間は少し楽になりました。
ただし発熱のせいか食欲はなく、味覚も感じられません。口の中やのどもよく乾いたり、高熱が出たため唇の皮が剥けたりしていました。
引き続き体調は絶不調なので、夜中も熟睡ができず何度も目が覚めています。腹痛はこの頃にいったん落ち着いていました。
投与12日目
朝起きると、10日ぶりに36度台まで熱が下がっていました!体が軽いし動ける…! と思ったら午後からまた発熱し、38.5度に。
ただし鼻水、咳、くしゃみなどのコロナ症状は引き続き出ています。口の中の渇きも強く、よく飲み物を飲んでいました。
投与13日目
この日も午前中~日中は36.8度の平熱まで下がり、夕方から38.5度まで発熱しました。コロナ諸症状も変わらず出ていますが、少しづつ楽になっているような…?
投与14日目
起床すると37.8度あり、倦怠感がぶり返していました。眠気があり、悪寒も終日感じていました。
食欲がなく、食事も量があまりとれません。
投与15日目
朝、36.7度まで下熱していました。くしゃみなどの症状は変わりませんが、回復しているのを実感! 体調も気分もよく、やっと落ち着いたのを感じました。
ルゲブリオ®もこの日の朝までですべて飲みきりました。
投与16日目
すっかり平熱に戻り、発熱はありません。体調も気分もよく、やっと落ち着いたのを感じました。
ドセタキセル投与3回目は、コロナのせいもあり発熱が酷かった
ドセタキセルは2回目から発熱と腹痛がひどく出ていたのですが、今回も副作用では発熱&腹痛がメインでした。後半からはコロナに罹患したこともあり、コロナ症状(高熱!)がとにかくつらかったです…。
抗がん剤中は免疫が下がっているうえに、いったん感染症に罹ると、副作用に加えて各主症状が出るので、体調不良期間が長引きますね… 体力が持たない…。10日間も熱が出続けたのは初めてで、なんだかもうげっそりでした。
ドクターやナースがあれほど「感染症に注意」とおっしゃっていたのが良くわかりました…。
これから抗がん剤を投与される方、感染症対策にはくれぐれもお気を付けくださいね!
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お読みいただき、ありがとうございました!
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